青森市長島地区の地価相場を不動産鑑定士が解説【令和8年版】

長島地区は、青森県庁や青森市役所などの行政機関が集積する、青森市を代表するオフィス街・商業地です。商業地としての知名度が高い一方で、落ち着いた住宅地も形成されており、「職・住」が近接した利便性の高いエリアとなっています。
令和8年地価公示でも、長島地区は住宅地・商業地ともに高い地価水準を維持しており、特に商業地は青森市内でも上位に位置しています。
本記事では、令和8年地価公示をもとに、長島地区の地価相場や人気の理由、今後の見通しについて、不動産鑑定士の視点から詳しく解説します。
長島地区の地価相場
令和8年地価公示では、長島地区には住宅地と商業地の標準地が設定されています。
| 所在地 | 用途 | 公示価格(円/㎡) | 坪単価 | 前年比 |
|---|---|---|---|---|
| 長島二丁目1番2(青森5-4) | 商業地 | 135,000 | 約44.63万円 | +0.7% |
| 長島三丁目9番10(青森-8) | 住宅地 | 57,000 | 約18.84万円 | 0.0% |
住宅地と商業地の平均価格は約96,000円/㎡(約31.74万円/坪)となっており、青森市内でも高い水準にあります。
長島地区の地価が高い理由
① 青森県の行政の中心地
長島地区には、
- 青森県庁
- 青森市役所
- 官公庁
- 公共機関
が集積しています。
行政機関へのアクセスが良く、オフィス需要が安定していることが地価を支える大きな要因です。
② オフィス需要が安定している
金融機関や士業事務所、企業の支店などが多く立地しており、青森市内でも業務機能が集中する地域です。
住宅地とは異なり、商業地では「収益性」が重視されるため、長島地区のようなオフィス街は高い評価を受けています。
③ 青森駅へのアクセス
長島地区はJR青森駅まで徒歩圏内に位置しています。
鉄道やバスなど公共交通機関が利用しやすく、通勤・通学の利便性が高いことも魅力です。
④ 住宅地としても人気
長島三丁目周辺は落ち着いた住宅街となっており、中心市街地に近い利便性から一定の住宅需要があります。
商業地と住宅地がバランスよく共存していることも、長島地区の特徴です。
地価の推移
住宅地(青森-8)は近年横ばいで推移しており、成熟した住宅地として安定した市場を形成しています。
| 年 | 価格(円/㎡) |
| 令和4年(2022年) | 58,400 |
| 令和5年(2023年) | 57,500 |
| 令和6年(2024年) | 57,000 |
| 令和7年(2025年) | 57,000 |
| 令和8年(2026年) | 57,000 |
一方、商業地(青森5-4)は緩やかな上昇傾向が続いており、令和8年は135,000円/㎡、前年比0.7%上昇となりました。
長島地区はどんな方におすすめ?
長島地区は、次のような方に人気があります。
- 官公庁勤務の方
- 士業事務所を開設したい方
- オフィスを構えたい企業
- 利便性を重視する方
- 中心市街地近くに住みたい方
商業利用・事務所利用だけでなく、住宅地としても一定の人気があります。
土地を購入する際のポイント
長島地区で土地を購入する際は、次の点を確認しましょう。
- 用途地域
- 容積率・建ぺい率
- 前面道路の幅員
- 接道状況
- 駐車場の確保
- 将来の再開発計画
特に商業地では、建物の収益性や事業用途との適合性が価格に大きく影響します。
不動産鑑定士から見た今後の見通し
長島地区は、青森県の行政・業務機能が集中する重要なエリアであり、その役割は今後も大きく変わらないと考えられます。
住宅地については成熟した住宅街として安定した価格推移が期待されます。一方、商業地については、青森駅周辺の再整備やオフィス需要の動向が地価に影響を与える可能性があります。
長期的には、行政機能と業務機能を背景に、青森市内でも比較的安定した資産価値を維持するエリアと考えられます。
まとめ
令和8年地価公示では、長島地区の商業地は135,000円/㎡(約44.63万円/坪)、住宅地は57,000円/㎡(約18.84万円/坪)となりました。商業地は前年比0.7%上昇、住宅地は前年と同水準を維持しています。
長島地区は、行政機関やオフィスが集積する青森市の中核エリアであり、商業地・住宅地ともに安定した需要があります。
土地の売買や相続、企業の資産評価などを行う際には、公示価格だけでなく、用途地域や土地条件、収益性なども考慮した総合的な判断が重要です。
当事務所では、青森市をはじめ青森県内全域の不動産鑑定評価を承っております。
土地価格や不動産の価値についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
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